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建方工法設備


ウインドリフト工法(ウインドリフト装置)

概要

風力発電は、クリーンエネルギーの代表として急速に需要が拡大しています。

風力発電装置の建設においては、現在は大型クレーン車両を用いたクレーン架設工法が標準的に採用されていますが、強風時の施工困難、大がかり な工事道路施工、架設ヤード、大型クレーンの確保などが必要となります。

当社では、当社の得意分野であるリフトアップ技術を活用し、風力発電装置の塔体および発電機をリフトアップする架設工法及び装置を開発しました。

リフトアップシステム(ウインドリフト)
リフトアップシステム(ウインドリフト)
リフトアップシステム(ウインドリフト)

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ウインドリフト装置は風車の新設・維持管理・解体まで「風力発電の未来(風車のライフサイクル)」を全面的にサポートします!
新設時

大型風車(高さ80〜100m)にも柔軟な対応が可能です(大型クレーン調達コストを削減)

維持管理

風車周辺の環境に影響を与えることなく(搬入再整備不要)メンテナンスを可能にします

解体

電力会社との契約期間満了後の解体にも大型クレーンは必要ありません


特長

風力発電所は、強風下の立地に建設される為、風速や天候に非常に影響される困難な場所が数多く存在します。強風下の立地は、山岳地など狭隘な地形であったり、海辺等の地盤が良くない場所である可能性も高い事から、ウインドリフト架設工法は非常に有効な架設工法です。

ウインドリフト装置を用いた新規風車建設時は、本装置をリフトアップ形式で現場組み立てした後、先に現場搬入されている発電機材(塔体・ナセル・ブレード)を順次クライミング装置に固縛、鉛直に上昇可動させ、所定の位置(高さ)に達したところで水平方向にスライド、接合位置でリフトダウン・定着させます。

本装置をメンテナンスに用いる場合は、ナセル・ブレード等の吊り降ろしに対応する事はもちろん、塔体上でナセルを一旦吊り上げた状態でヨーリング等の交換を行う事ができます。

風車の解体時は、新規建設時とは逆に、塔体上部から部品を順次吊り降ろし、装置の撤収と同時並行で解体作業を行って行きます。

ウインドリフト架設工法のメリット
  1. 大型クレーン不要(コスト削減)
    • 大型クレーン調達コストを削減します
    • 10tトラックで運搬可能のため、メンテナンス時の搬入路整備等も不要です。
  2. 設置場所の拡大
    • 大型クレーン対応不可な地形(山岳地・海辺等)でも使用可能となり、風車建設可能な地域が拡大します
    • 実績一覧はこちら
  3. 作業可能風速制約緩和
    • 在来工法よりも風に強いため作業時期が拡大し、休業休止日数減少により工期も短縮されます
  4. 作業安全性向上
    • ロープアクセスやゴンドラ作業等の高所作業

仕様
工法概要

本工法は、大きく分けると、設備ブロックを搭載して上昇するクライミング工程と、架設用装置本体を上昇・下降させるリフトアップ工程に分けることができます。

リフト重量 Max 70ton
リフト速度 上昇 Max1.0m/分
下降 Max1.0m/分
塔体高・径 約 100m × Max 4.2m
塔体単体長さ Max 24m(初回リフトアップ時は塔体長さ24m以上必要)
装置総高さ 98.0m
タワーマスト寸法 根開 5.5m 高 64.0m
リフト機構 ガイドリング4方式-上中下3段
搬入台車 15tonバネ式サスペンション機能付
走行装置 70ont仕様ガイド車輪走行
吊上げ時間 約 60分(油圧可変式)
操作方法 無線遠隔および制御盤機側操作
安全装置 作業時:シリンダ上下部ピン
ホース破損時:パイロット操作チェック弁

ウインドリフト装置組み立てステップ
  1. クレーンにて施工
  2. ウインドリフト装置リフトアップ
  3. トップタワー吊り込み
  4. トップタワーリフトアップ
  5. トップタワー引き込み
【ステップ1】
ステップ1
【ステップ3】
ステップ3

※クリックすると動画が再生されます

Youtubeで全ステップの動画を視聴できます

ウインドリフト装置組み立てステップ

風力発電設備組立ステップ
  1. ナセル吊り込み
  2. ナセルリフトアップ
  3. ナセル引き込み
  4. ブレード吊り込み、リフトアップ
  5. ブレード引き込み、完了
【ステップ7】
ステップ7
【ステップ9】
ステップ9

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Youtubeで全ステップの動画を視聴できます

ウインドリフト装置組み立てステップ


ウインドリフト装置(工法)過去の採用実績

※タブをクリックすると内容が切り替わります

施設名称 北海道天塩郡天塩町天塩風力発電所
建設年 2001
定格出力(KW/基) 800
設置基数(基) 3
ハブ高さ(m) 50
ブレード直径(m) 50
ブレード枚数(枚) 3
質量(t)
  • タワー:50
  • ナセル:25
  • ローター:11
ウインドリフト工法採用理由 搬入路簡素化と新工法確認
使用機械
  • 100t クレーン
  • 50t クレーン
備考 ウインドリフト工法利用採用第一号
http://www.m-dge.co.jp/mdteshio.html
施設名称 福岡県北九州市若松区響灘風力発電所
建設年 2003
定格出力(KW/基) 1500
設置基数(基) 2
ハブ高さ(m) 65
ブレード直径(m) 70.5
ブレード枚数(枚) 3
質量(t)
  • タワー:110
  • ナセル:54
  • ローター:22
ウインドリフト工法採用理由 海沿いで地盤悪くクレーン搬入不可(要地盤改良)の為、10基中2基にウインドリフト工法を採用
使用機械
  • 200t クレーン
  • 50t クレーン
備考 通常工法では350tクレーン及び100tクレーンが使われた
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet;
jsessionid=142FC16F29D9C1AB4EA27A2F34D999FB
?DISPLAY_ID=DIRECT
&NEXT_DISPLAY_ID=U00000
4&CONTENTS_ID=7451
施設名称 沖縄県島尻郡佐敷町佐敷風力発電所
建設年 2004
定格出力(KW/基) 1000
設置基数(基) 2
ハブ高さ(m) 60
ブレード直径(m) 50.7
ブレード枚数(枚) 3
質量(t)
  • タワー:80
  • ナセル:43
  • ローター:14
ウインドリフト工法採用理由 離島で大型クレーンがない為ウインドリフト工法を採用
使用機械
  • 150t クレーン
  • 100t クレーン
備考 http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/case/pref_47.html
施設名称 鹿児島県川辺郡坊津町WBC番屋風力発電所
建設年 2004
定格出力(KW/基) 1750
設置基数(基) 1
ハブ高さ(m) 67
ブレード直径(m) 66
ブレード枚数(枚) 3
質量(t)
  • タワー:120
  • ナセル:66
  • ローター:23
ウインドリフト工法採用理由 大型クレーン搬入困難な地形の為ウインドリフト工法を採用メンテナンス(ナセル吊上げによるヨーリング交換)実施
使用機械
  • 350t クレーン
  • 50t クレーン
備考 2MW仕様のウインドリフト装置を新たに製作
http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/case/pref_46.html
施設名称 茨城県真壁郡真壁町つくば風力発電所
建設年 2005
定格出力(KW/基) 1000
設置基数(基) 2
ハブ高さ(m) 60
ブレード直径(m) 54
ブレード枚数(枚) 3
質量(t)
  • タワー:70
  • ナセル:41
  • ローター:120
ウインドリフト工法採用理由 大型クレーンが搬入路走行不可の為ウインドリフト工法を採用
使用機械
  • 200t クレーン
  • 50t クレーン
備考 http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/case/pref_08.html
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